無料で使える2%ルール計算ツール(インジケーター)を配布しています。
口座資金の2%ルール(またはお好みのリスク率)に基づいて、適切なロット数や損切り幅を自動計算するMT4、MT5インジケーターです。
2%ルール計算ツールの機能やパラメータ、注意点などはこのページで解説しているので、必ず確認してからお使いください。
目次
2%ルール計算ツールの主な機能
- リスク率に基づく計算: 口座資金に対するリスク率を設定して計算
- 双方向計算: ロット数から損切り幅、または損切り幅からロット数を算出
- リアルタイム表示: 有効証拠金をリアルタイムで表示
- 直感的なUI: チャート上に表示される使いやすいパネル
2%ルール計算ツールのパラメータ設定

パネルX座標
パネルのX座標位置(デフォルト: 10)です。
数値を大きくするとパネルがチャートの右に移動します。
パネルY座標
パネルのY座標位置(デフォルト: 80)です。
数値を大きくするとパネルがチャートの下に移動します。
パネルの基本操作

ツールのパネルには以下の入力欄があります。
- リスク%: 有効証拠金に対するリスク率(デフォルト:2.00)
- ロット数: 取引するロット数(デフォルト:0.10)
- 損切り幅(pips): 損切りまでのpips数(デフォルト:20.0)
以下の2つの使い方があります。
- リスク%とロット数を入力して、計算ボタンを押して、損切り幅(pips)を計算
- リスク%と損切り幅(pips)を入力して、計算ボタンを押して、ロット数を計算
3つの入力欄全て入力して計算ボタンを押すと、以下のようなメッセージが出ますので、ロット数か損切り幅(pips)のどちらかは、空白で計算ボタンを押してください。

使いやすいよう、入力欄の相互クリア機能を実装しています。
リスク%と損切り幅(pips)のどちらかに入力しEnterキーを押すと、もう一方の欄が空白になります。
また、リスク%と損切り幅(pips)のどちらかに入力し計算ボタンを押すと、もう一方の欄が空白でなくても、空白扱いで計算されます。
2%ルール計算ツールの実用例
例1: 損切り幅からロット数を決める
- 通貨ペア:USD/JPY
- 有効証拠金:100,000円
- リスク率:2%
- 損切り幅:30pips
操作:
- リスク%に「2」を入力
- 損切り幅に「30」を入力
- 計算ボタンをクリック
結果:0.07ロット
例2: ロット数から損切り幅を決める
- 通貨ペア:USD/JPY
- 有効証拠金:500,000円
- リスク率:1%
- ロット数:0.1
操作:
- リスク%に「1」を入力
- ロット数に「0.1」を入力
- 計算ボタンをクリック
結果:損切り幅50pips
重要な注意点
⚠️ 必ず確認してください
1. 入力について
- 同時入力禁止: ロット数と損切り幅のどちらかを入力してください
- 正の値のみ: すべての入力値は、0や負の数でなく正の数値を入力してください
2. パネルが表示されない場合
オブジェクトの作成に失敗している可能性があります。
インジケーターを一度削除し、MT4を再起動し、インジケーターを再度セットしてみてください。
3. 免責事項について
- このツールの使用により発生した損失について作成者は一切の責任を負いません
- 実運用前に必ずデモ口座で十分なテストを行ってください
2%ルール計算ツールのダウンロード
2%ルール計算ツール_MT4 | 215.23 KB
ダウンロード
2%ルール計算ツール_MT5 | 196.36 KB
ダウンロード
よくある質問
- 2%以外のリスク率でも使用できますか?
-
はい、お好みのリスク率(例:1%、3%、5%など)を自由に設定できます
- 複数の通貨ペアで同時に使用できますか?
-
はい、各チャートに個別にインジケーターを適用すれば、通貨ペアごとに計算できます
- パネルの位置を変更したい場合は?
-
パラメータのX座標、Y座標を変更してください